Master Mindパーソナルトレーナーの栗原ひろのりです。
夏真っ盛りの最近ですが、旅行や海などで遊んだ後に足の疲れやむくみを感じる事も多いのではないでしょうか?
これはセッションなどで実際に数名の方から言われたのでいいタイミングかな?と思い足のむくみについて書いていこうと思います。
足のむくみや疲れなどで悩んでいる人はサクっと読んでみてください。
浮腫ってそもそもなに?
浮腫=むくみ、の定義ってなんでしょう?
調べてみると
浮腫(ふしゅ)とは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候。
Wikipedia引用
となっています。
簡単に言い換えると体内の水分バランスの崩れによって引き起こされる症状です。
むくみの原因
むくみの原因は様々あるので断定はしにくいですが、あなたの生活習慣、食習慣などから可能性の高いモノを改善していくようにすれば良いかもしれません。
①運動不足による血流不全
足の筋肉=特に腓腹筋(ふくらはぎ)は収縮することにより血液を循環させるポンプの役目を果たします。この筋肉が運動不足によって衰えると、そのポンプ機能(ミルキングアクション)が低下してしまい血液を心臓へ押し戻しにくくなり、水分が溜まりやすくなってしまうのです。
さらに足先の毛細血管まで血液が潤滑に流れなくなり、冷え性や血行不良が起こります。
②糖質・塩分の摂り過ぎ
糖質や塩分を摂り過ぎることにより、余分な水分が留まりやすくなり、むくみの原因になります。
糖分は血液中の水分とくっついていくという特性があるので、水も沢山飲んでるし甘いものも適度に食べている(または毎日食べている)という方でむくみが気になる方は気をつけてみるといいです。炭水化物なども同じ意味となります。(お正月太りなどはこの事が大きな原因です。)
特に女性の場合は、【糖分むくみ(造語です)】の状態になっていることが多いので要注意です。
③下肢静脈瘤
静脈にある血液の逆流を防ぐための静脈弁が壊れることで血液が逆流し、血液が足に溜まってしまう血管の病気が原因でむくむことがあります。
悪化すると、溜まった血液により肌が黒ずんだり、湿疹やかゆみの元にもなります。
④肝臓機能の低下
組織に溜まった水分を血管内に引き出す働きをしているアルブミンという成分(タンパク質)があります。これは肝臓で作られるのですが、肝臓が弱っている時にはこの成分がうまく生成されなくなります。
その結果、アルブミンが不足すると膠質浸透圧が機能しなくなり、組織に水分が貯留し、結果として、体のいろいろな箇所に浮腫みが起こるようです。
⑤腎臓の病気
腎臓が何らかの原因で弱っていると、身体の中の余分な水分を尿として排出できなくなり、むくみの原因になることがあります。腎臓が弱る原因は、ストレスや睡眠不足、添加物の摂り過ぎなどが原因になっている事が多いように思います。
この他にも細かくあげれば、おそらく沢山原因はあると思いますが、心当たりがあるものがあれば少し心に留めておくとよいかもしれませんよ。
果たしてむくみは悪いことなのか?
タイトルにもしましたが「むくみは悪いこと」なのでしょうか?
むくむという結果だけ見ると、「足が太くて嫌だ」とか「靴がきつくなるので辛い」などとなりますが、視点を少し変えると非常に重要なカラダからのサインとも受け取れます。
どういう事かというと、むくむ=上記の原因となる事のどれかが体に起こっているんだよという事が予測できます。
特にこの原因に対して根本から対処していかないと、静脈瘤などは最悪の場合は肺塞栓になりますし、肝機能低下は低アルブミン血症やアルブミン不足による代謝の低下+免疫力低下などにも繋がります。また、腎機能低下の場合は最悪人工透析です。
この様に『たかがむくみ』ですが、カラダからの重要なサインなのかもしれません。
怖がる必要は全くありませんが、あなたのカラダが一生懸命発している小さな声をしっかり受け止めて、事前にそういった未病を予防していければ長く健康に美しく、楽しく生活ができるはずです。
そんな感じでぜひカラダと向き合えると、より楽な体でより綺麗になれると思います。
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