恵比寿(渋谷・広尾・目黒近郊)パーソナルトレーニングスタジオマスターマインド、パーソナルトレーナーの大河内 彩斗です。
普段の日常生活の中で電車のつり革をつかんでいるときや、キッチンの上棚から物を取るとき、入浴時に頭を洗っているときに腕にしびれや痛みを感じたことありませんか?
これ、もしかすると『胸郭出口症候群』と言う症状の可能性も考えられるかもしれません。
この症状が出ているとは気づかずに肩こりだと決めている方も結構いるそうです。
今回はそんな、意外と気づかれにくい胸郭出口症候群に関してお話ししたいと思います。
胸郭出口症候群って?
以外と聞きなれない方が多いかもしれません。
腕を上げる動作が続くと、前腕の小指側や指先にチクチクした痛みや放散痛のような症状が起きたり、肩周辺にも痛みを生じることのあるものです。
よく肩こりと勘違いされるこの症状ですが、状態が酷くなると手術に至るケースもあります。
と言っても、ここまでになるのは稀なケースですが。
この胸郭出口症候群ですが、痛みのポイントとなる部分として大きく分けると3つあります。
①斜角筋群(斜角筋症候群)
②第一肋骨と鎖骨の間(肋鎖間隙)付近(肋鎖症候群)
③小胸筋(小胸筋症候群/過外転症候群)
※④頚肋症候群(これは先天的にC7横突起が肋骨化する稀なケースなので今回は省略します)
この3つのうちどれか、あるいは複合して症状の原因となっていることがあります。
①斜角筋群(前斜角筋・中斜角筋の間付近)
基本的に、これらの症状の中で注目されるのが、腕神経叢・鎖骨下静脈の2つです。
この2つは前・中斜角筋の間を走行しているために、何らかの原因によって圧迫されることで肩周辺や小指側、指先にしびれや痛みを生じることになります。
何らかの原因というところでは、スポーツ競技特性、姿勢不良、突発的な事故での損傷…様々あります。
②第一肋骨と鎖骨の間(肋鎖間隙)付近
長時間のデスクワークや猫背などの姿勢不良に加えて、なで肩の方にこのタイプが多いと言われています。
③小胸筋(烏口突起付近)
小胸筋の裏側に走行をしていますが、やはり姿勢不良や胸側の収縮運動が多い、可動域の少ない動きをしているといったことが原因になることがあります。
判別方法
胸郭出口症候群であるのか可能性をみる方法の中でよく使われるテストをご紹介したいと思います。あくまでも可能性をみるものなので、これだけで判断はしないようにしていきたいところです。
基本的には拍動を確認するテストになり、加えて血流が滞ることで手が冷たくなったりすることもあるので触って確認することもあります。
①ライトテスト
両、もしくは肩腕の肩外転・外旋位、肘90°屈曲位で、拍動を確認するテストで、この時に拍動を感じられなくなった場合に症状を疑います。(同じ形から手をグーパーさせるルーズテストというものもあります)
②アレンテスト
肩外転・内旋位で痛みのない方向に首を向けるテストで、拍動を感じられなくなった場合、症状を疑います。
③アドソンテスト
痛みのある側に顎を上に向かせながら首を向け深呼吸するもので、その際に拍動を感じられなくなった場合、症状を疑います。
改善エクササイズ
胸郭出口症候群にを起こしてしまう原因として、本来の骨格の問題が挙げられることがありますが、姿勢不良からくることが多いです。
症状が見られた時には、胸鎖関節、斜角筋、小胸筋等の呼吸筋と言われる部位の柔軟性の獲得や筋出力の向上を促していくことが改善に向けることができます。
今回は、ストレッチ等のやり方もありますが、その中でも姿勢改善の手助けにもなるエクササイズを一つご紹介していきたいと思います。
スキャプラプッシュアップ

肩甲骨の動きをスムーズにするためのエクササイズです。
このエクササイズでは、前鋸筋、肩甲骨を外に広げる(外転)動きや腕を挙げる際の回旋の動きをしてくれます。

肩甲骨の内側、背骨に近いところから肋骨にかけて付着している筋肉を主に使用しますが、この筋肉の機能低下によって、肩甲骨の安定性や動作に不良が生じてきてしまい、猫背・肩こりの原因となることがあります。
このエクササイズで注意するポイントは、肩甲骨を内側に寄せる時に肩をすくませてしまうことです。

前鋸筋のほか、肩甲骨を寄せる動作の際に肩甲骨の内側にある菱形筋と言う筋肉も使用していきますが、ここがうまく使えないとどうしてもすくませる動きが強くなってしまいます。
このエクササイズは肩甲骨付近のエクササイズだけでなく、写真のようにプッシュアップの形で行なうことで、いわゆる体幹部の固定を意識することができるため姿勢改善にもつなげていくことができます。
姿勢に関する記事はいくつかご紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
しびれや痛みが気になる方は、まずは医師の診断を仰ぐのが一番なのかなと思います。
肩こり、四十肩と思われがちで以外と気づかないこの胸郭出口症候群ですが、知っておくだけでも対策・改善につなげることができます。
そして、やはりエクササイズでも改善に向けられる可能性があるので、当てはまるかもと思った方は上記テストや病院での診察を受けてみてください。
その上で運動が可能であれば、上記エクササイズを是非お試しになってください。
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