脂肪を落としてから筋肉をつける方が効率的って本当ですか?

トレーニングスタジオMaster Mind恵比寿、パーソナルトレーナーの栗原ひろのりです。

「脂肪を落としてから筋肉をつける方が効率的って本当ですか?」

これは日頃クライアントから結構多く頂く質問です。あなたもそう思っているでしょうか?

もしそう思っているのであれば、ぜひ今回のブログを読んでみてください!

今回はその真相についてご説明していこうと思います。

結論はどっち?

まず、「脂肪を落としてから筋肉をつける方が効率的って本当ですか?」への答えとして、栗原は

 

目的によってやや異なりますが、基本的には逆の方が効率的だと思います

 

とお答えしています。

 

なぜ逆なのか?

なぜ「脂肪を落としてから筋肉をつける」とは逆の方がいいのか?

逆という事は、「筋肉をつけてから脂肪を落としていく」という事になりますね。

まず、脂肪を燃やす為の材料として筋肉量が多い方が代謝も向上して痩せやすくなる、という事はなんとなくでも多くの方がご存知ではないかなと思います。

これも大きな理由の一つではあるのですが、もう一つある大きな理由としては、筋肉をつけながら体脂肪を落としていくという事は実はかなり難しいんです。

イメージとしては、車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような感覚なんです。

筋肉を効率よくつける場合は炭水化物も必要

言い換えると「脂肪を落としてから筋肉をつける=体脂肪は増やさないで筋肉のみをつける」という事になりますが、筋肉を効率よくつける(=増やす)為には十分な炭水化物とタンパク質が必要になります。(前記事参照:プロテインって毎日飲んだ方がいいですか?

炭水化物は昨今のダイエットブームで過剰にカットしている人も多いのですが、筋肉量を増やす為には必要な物なので絶対に摂取すべき栄養素なんです。(適当に食べまくるのはNGですよ!)もちろん炭水化物の摂取をかなり抑えていても筋肉はつきますが、摂取している時と比べればやはり低くなっていくのが常です。

基本的に減量期はカロリー摂取も制限されますが、トレーニングはしっかり行うと思います。

そこで、トレーニングに必要な糖質などのエネルギーが枯渇すると、十分なトレーニング強度を保てず、さらには筋肉の分解が進み易くなるケースも出てきます。故に、カロリーや炭水化物の制限をしなければいけない減量期に筋肉をつけるという事は基本的には相性がよくないんです。

ボディメイクの最高峰であるボディビルダーの方や、最近ではフィジーク選手なども筋肉量を増やす「増量期」と筋肉量を維持しながらコンテストなどへ向けて体脂肪を落としていく「減量期」をしっかりと作り、あのメリハリのある素晴らしい肉体やボディラインを完成させています。

今のあなたの体次第

現在のあなた自身の体で、筋肉量が十分にあり、ボディラインの下地ができているのであれば、直ぐに減量期の様な食事やトレーニングメニューを組むべきだと思います。

ですが、筋肉量も少なかったり、基礎代謝もとても低かったりした場合は、少しの期間でも良いのでしっかりと筋肉を増やす期間を作る事も理想の体を手に入れる為にはとても重要となります。

体重や体脂肪が落ちても綺麗な体のラインが出なかったりというケースも多いので、体重だけにフォーカスせずにしっかりと「ボディラインを作る=ボディメイク」をするという意識で優先順位を考えてみることも良いのではないでしょうか。

プロに相談する事も大切

この増量期と減量期を設定する場合などは、闇雲に取り組むと良い結果にならない事が多いです。

ですので、ぜひお近くの専門家にご相談される事をおすすめしています。

現状と理想をしっかりと伝え、その上で自分が納得できるトレーニングプランを作れればしっかりと結果もついてくるかと思います。

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おすすめトレーニング製品:AmericanBarbell(アメリカンバーベル)

代表栗原がアンバサダーを務めるAmericanBarbell Japanですが、本当に高品質のトレーニング機材が多数揃っています。

一般のホームジムセットからスポーツクラブ、パーソナルジム、プロスポーツチーム、学校企業トレーニングセンターなど、その導入実績は多数あり評価も大変好評です。

実際に、日々の自身のトレーニングやパーソナルなどで使用した製品レビュー記事を栗原が書いておりますので、アメリカンバーベル 製品に興味がある方や気になっていた方はぜひ下記の記事からご覧ください。


製品レビュー記事:セーフティスクワットバーの使い方とメリットについて

製品レビュー記事:セーフティスクワットバーを使った効果的なトレーニング方法

製品レビュー記事:スイスマルチグリップバー(フットボールバー)の特徴と効果的なトレーニング方法

 

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