恵比寿(渋谷・広尾・目黒近郊)パーソナルトレーニングスタジオマスターマインド、パーソナルトレーナーの大河内 彩斗です。
連日、猛暑が続いているのでトレーニングで汗を流してスッキリという方も多いと思います。
今回は、特に女性のトレーニングのお悩みで多く聞く
「お尻を使えている感じがしない・太ももの前ばかり効いてしまう」
ことに関しておすすめなエクササイズをご紹介していきたいと思います。
お尻に効かない原因は?
お尻に効いていない原因として私が考えているのは
①動作時に骨盤の前傾保持ができていない
②殿筋群の筋動員が少ない(身体が使い方を覚えていない)
大きくはこの2つじゃないかと考えます。
特に①に関しては見させていただいてきた中で多かったように思います。
臀部への改善方法
まずは臀部を使うエクササイズを紹介していきたいと思います。
普段臀部を感じにくい方でも簡単に行なえるので、スクワット等トレーニング前にお試しください。
また、骨盤の前傾自体はできる方でも、例えばスクワットの際にこれを保持しておくとなると難しいという方もいらっしゃいますが、そのためのエクササイズとして、
・クラムシェル
・ヒップリフト
・ルーマニアンデッドリフト
を挙げてみたいと思います。
クラムシェル
大臀筋のエクササイズになります。
負荷をかけずに行なっていきます。
というのも、最初から負荷をかけてしまうことで、代償動作でもある骨盤を広げてしまうことに繋がるからです。
動きに慣れてきてからチューブを膝にかけるなどの負荷をつけて行ってみてください。
クックヒップリフト
この動きで注意したいのは「腰で身体を挙げてしまうこと」になります。
主に臀部のエクササイズにはなりますが、発展として両足動作において高さを出すことで股関節屈曲・伸展運動にもなるのでおすすめです。
ルーマニアンデッドリフト
骨盤前傾の保持ができない理由として「ハムストリングスの硬さ」も大きく関わってくる種目です。
目一杯まで下に下げなければいけない種目ということでもありませんので無理をせず行なってみましょう。
ポイントは動作時に背中が丸まらないことになるので、下腹部あたりに力を入れて、体幹部をしっかり固定する意識でやってみましょう。
目的を持ってトレーニングを
今回に至っては、トレーニングをしていればおのずとお尻が上がってくるというものでもありません。
ヒップアップさせるために、「どの動きが出来ていなければならないのか、そのためにどんなことをしていけばいいのか」を把握した上でトレーニングをしていくことで効率もよくなっていくと思います。
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